会員各位

平成29年4月吉日

謹啓

陽春の候、東京法曹会の先生方におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、私たち16名は、去る3月15日の年度末総会におきまして、伝統ある東京法曹会の平成29年度幹事長及び副幹事長にご選任いただき、4月1日から新執行部としてスタートいたしました。当会は長い歴史の中で、政策形成・研修・親睦とともにこれまで有為な人材を多数輩出して参りました。昨年度は、東京弁護士会には鍛冶良明会員を副会長に、また、日弁連の常務理事に山田正記会員、事務次長に近藤健太会員を輩出いたしました。

そして、本年度は、既にご承知のとおり、当会より渕上玲子会員が東京弁護士会会長に就任され、女性初の東弁会長として多方面から活躍を期待されております。また、法曹親和会においては、太田治夫会員が幹事長に就任し、法曹親和会の三派を率いて行かれます。

我々執行部一同は、渕上玲子東京弁護士会会長、太田治夫法曹親和会幹事長を全面的にサポートすべく尽力します。また、東京法曹会をより一層若手会員にとっても親しみやすく、多数の会員が気軽に参加してもらえるようなフレンドリーな会派とするよう努めるとともに、多くの会員にとってためになりかつ面白いと評価されるような様々な企画を立案し、会員相互の連帯と絆の充実強化に全力で努めていきたいと思っております。

なお、本年は、当会創立85周年の節目にあたりますが、これまで当会を支えてこられた亡くなった諸先輩に対する感謝の念を表するため、物故者の方々に対する法要の会を式典として予定しており、この式典が成功裏に開催できるよう尽力する所存です。

当会は、今や会員数800名を超え、東京弁護士会の中の最大会派となっております。しかしながら、現在、東京弁護士会内の真の最大「会派」は、どの会派にも属していない無派閥層というのが実情です。前年度の志賀執行部は、こうした問題関心から外部への情報発信の積極化などを通じて、東京法曹会への入会希望者を増やし、組織力の充実強化に尽力されてきましたが、本年度も既存会員の結束強化と並行して、会員増強に努めていきたいと思います。取り組むべき課題は山積しておりますが、執行部一同、当会をさらに発展させるべく、誠心誠意努力して参りたいと考えています。

会員の皆様におかれましては、なお一層のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

謹白

平成29年度東京法曹会執行部
幹事長  竹内 義則
副幹事長藤田 浩司春日秀一郎二宮麻里子
同(事務局長)馬渕 泰至青島 克行伊藤 英徳
古平江都子清水 信寿岡  将人
吉川 樹士竹村 嘉洋立松かほり
高橋 弘行大山 貴俊二木 一平