会員各位

令和7年4月吉日

謹啓

 陽春の候、東京法曹会の先生方におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、私どもは、去る令和7年3月17日開催の年度末総会におきまして、本年度の東京法曹会の幹事長及び副幹事長にご選任いただき、4月1日から新執行部としてスタート致しました。本年度は、日弁連には高橋弘行会員を理事に、東京弁護士会には的場美友紀会員を副会長に送り出すことになりました。これもひとえに会員の皆様方のご支援の賜物と存じます。厚く御礼申し上げます。

 東京法曹会は、創立90年を超える歴史と伝統ある会派であるとともに、会員数800名以上を擁する東京弁護士会の中でも最大の会派であります。これまでも政策形成・人材輩出・研修・親睦等様々な局面で重要な役割を担ってきたところです。

 コロナ禍も過去のものとなりつつありますが、かつての社会停滞の中でも想像もできなかった技術の発展・世界情勢の重要な変化は継続し、以前には考えられなかった新しい思想・アイデアに基づき、よりその活動を発展させ、難局に対処しなければなければならない時代になっております。また、海外ではロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢など国際紛争が収束するところはなく、国内でも米不足・エネルギー確保、物価高等、問題は山積しております。このような中、これまで培ってきた法律家としての良き伝統を受け継ぐ必要性は再認識されており、その維持・醸成も重大な問題と考えております。

 このような重要な転換期に執行部を仰せつかり、執行部一同、身の引き締まる思いです。我々は、これまでの東京法曹会の伝統を承継しつつ、時代の変化に即応した、活力のある会を目指してゆきたいと思います。取り組むべき課題は山積しておりますが、執行部一同、当会を更に発展させるべく、全力で取り組む所存でございます。

 会員の皆様におかれましては、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い致します。

敬白

令和7年度東京法曹会執行部

幹事長    近藤 健太

副幹事長   遠藤 賢治

同      軽部龍太郎

同      西村  健

同      馬渕 裕二

同(事務局長)森田 亮介

同      千葉 陽平

同      藤木 友太

同      古市 賢吾

同      星  健太

同      田口 真野

同      德橋 一哉

同      石井  茜

同      三浦 美咲

同      今井 早紀

同      細谷 直史