会員各位

令和3年4月吉日

謹啓

陽春の候、東京法曹会の先生方におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、去る令和3年3月15日開催年度末総会におきまして、本年度の東京法曹会の幹事長及び副幹事長にご選任いただき、私どもとしましては、身に余る光栄であるとともに重責を感じつつ、4月1日から新執行部としてスタートすることができました。

本年度は、東京弁護士会には志賀剛一会員を副会長に、日弁連には山川隆久会員を常務理事、日向隆会員を監事に送り出すこととなりました。これもひとえに会員の皆様方のご支援の賜物と存じます。厚く御礼申し上げます。

東京法曹会は、次年度をもって創立90周年を迎える歴史と伝統ある会派であるとともに、会員数は850名を超える東京弁護士会の中でも最大会派であります。これまでも政策形成・人材輩出・研修・親睦等様々な局面で重要な役割を担ってきたところです。

2020年(令和2年)に入ると、新型コロナウィルス感染拡大が本邦においても問題となり、3月3日の東京弁護士会臨時総会については、延期となるなど、対応が迫られる事態が始まりました。そして、昨年度は、全世界で新型コロナウィルスが猛威を振るう中で、東京弁護士会等の実施する法律相談の一時中止や、各種活動の延期・中止が継続し、弁護士・弁護士会の行う基本的な人権活動にも多大な制約が生じておりました。

今年度においてどのような事態になるのか、1年前を振り返っても予想もつきませんが、弁護士・弁護士会としても得た教訓は多いと思います。90年に及ぶ東京法曹会の伝統と諸先輩の知見を継承しつつも、困難な時代であっても新しい知見を持つ多くの会員の方々の知見を得て活力のある会を目指していきたいと思います。当会の存在意義について直視したうえで、様々なフェーズにおける会員の方々のより一層の結束の強化の企画を進め、会の活性化の為に入会希望者を増やし、組織・企画の充実強化に努めてまいります。取り組むべき課題は山積しておりますし、その為の施策については会員各位の声をお寄せいただきたく存じます。執行部一同、当会をさらに発展させるべく、全力で取り組みますので、会員の皆様におかれましては、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

謹白

令和3年度東京法曹会執行部

幹事長    池田 和郎

副幹事長   𠮷田  修

同      的場美友紀

同      曾我 裕介

同      米田 秀之

同(事務局長)一瀬 太一

同      相澤 恵美

同      畠山 洋二

同      岡  将人

同      金川 裕紀

同      戸塚 雄亮

同      上田 貴之

同      船井 克矢

同      川野  仁

同      森田 悟志

同      佐藤 佑亮

同      吉岡 美紀