会員各位
令和5年4月吉日
謹啓
陽春の候、東京法曹会の先生方におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
例年より早い今年の桜の開花は、ロシアによるウクライナ侵攻はまだ続くものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響による私権制限からの夜明けを感じさせ明るい気持ちを呼び覚ましてくれました。令和4年度東京法曹会執行部は、本年3月末をもって任期満了となりましたが、一言ご挨拶させていただきたく存じます。
今年度執行部は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による私権制限を乗り越えてバージョンアップした会務運営を目指し、大型予算を組んで、新入会員歓迎会や若手同期会その他の企画を積極的に行っていくことを掲げてスタートしましたが、事態はなかなか好転せず、思うようには行かない中での活動が続きました。ただ、一平の会以外の恒例の企画は、時期が年明けにずれ込んだり、立食形式でなく着座形式を選択せざるを得ないような状況が続いたものの、徐々に開催は可能となり、年が明けてからの新入会員歓迎会や家族懇親会は大変に盛況で、年度末には、会務活動は新型コロナのトンネルを抜けたとの感触を持つことが出来ました。中でも、令和4年11月1日に当会創立90周年記念式典を明治記念館にて無事開催し、100周年に向けての新たな一歩をスタート出来たことは何よりのことでした。
人事につきましては、東京弁護士会副会長に近藤健太会員、監事に遠藤賢治会員、日弁連理事に西村健会員、関弁連理事に國塚道和会員を送り出すことができました。各会員の今後の飛躍に向け、東京法曹会の先生方の更なるご支援をお願い致します。
来月8日には新型コロナウイルスが2類から5類に変更されることが決まりました。全国的に活気も戻り、東京法曹会の会務活動もフルスペックで復活すると確信しています。先生方のご健勝を心から祈念しつつ、令和5年度こそは当会行事で、先生方の元気な笑顔を拝見するのを楽しみにしております。
1年間、未熟な幹事長を支え、執行部をご支援いただいた全ての先生方に深く御礼申し上げます。まずは略儀ながら、本書をもって退任のご挨拶とさせていただきます。
謹白
令和4年度東京法曹会執行部
幹事長 吉村 誠
副幹事長 遠藤 賢治
同 堀口 昌孝
同 高畠 希之
同 二宮麻里子
同 馬渕 泰至
同 田中純一郎
同(事務局長)山岸 泰洋
同 佐藤 顕子
同 鳥山 亜弓
同 竹村 嘉洋
同 塩津 博伸
同 大形 航
同 横田 博文
同 大西 晶子
同 石戸あかね