令和5年度 退任のご挨拶

会員各位

令和6年4月吉日

謹啓

陽春の候、東京法曹会の先生方におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

新型コロナウイルス感染拡大の影響による制限はようやく峠を越しましたが、制限時に加速したIT技術とその国民生活への浸透は目覚ましく、新たなる時代の幕開けを実感させられます。他方、ロシア来よるウクライナ侵攻は未だに継続し、ガザ地区紛争という新しい平和への塀訳の脅威も生まれ、世界は予断を許さない情勢となっています。そのような中、令和5年度東京法曹会執行部は、本年3月末をもって任期満了となりましたが、一言ご挨拶させていただきたく存じます。

今年度執行部は、司法におけるIT化を踏まえた次世代の弁護士の新たなるあるべき姿を目指した政策団体「つなぐ。未来の会」の政策に賛同し、その政策への賛同とバックアップを決しした春季総会から幕を開けました。その後も秋には長らく中止となっていた秋季旅行総会も再開となり、また法曹親和会が主導して頂きました運動会も開催され、ようやくこれまでの日常を取り戻すことができたことを実感いたしました。

人事につきましては、日弁連会長に渕上玲子会員、東弁副会長に高畠希之会員、日弁連理事に日向隆会員、関弁連常務理事に川畑大輔会員、司法研修所教官に小池良輔会員を送り出すことができました。各会員の今後の飛躍に向け、東京法曹会の先生方の更なるご支援をお願い致します。

1年間、未熟な幹事長を支え、執行部をご支援いただいた全ての先生方に深く御礼申し上げます。特に、日弁連会長と東弁会長につきましては実戦の選挙戦が展開されましたが、選挙の際に先生方の絶大なるご支援を頂きましたことは、感謝の念に堪えません。

まずは略儀ながら、本書をもって退任のご挨拶とさせていただきます。

敬白

令和5年度東京法曹会執行部

幹事長　　　　鍛冶　良明