会員各位
令和5年4月吉日
謹啓
陽春の候、東京法曹会の先生方におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私どもは、去る令和5年3月23日開催の年度末総会におきまして、本年度の東京法曹会の幹事長及び副幹事長にご選任いただき、4月1日から新執行部としてスタート致しました。本年度は、東京弁護士会には近藤健太会員を副会長に、遠藤賢治会員を監事に、日弁連には西村健会員を常務理事に送り出すことになりました。これもひとえに会員の皆様方のご支援の賜物と存じます。厚く御礼申し上げます。
東京法曹会は、昨年度創立90周年を迎えた歴史と伝統ある会派であるとともに、会員数は800名を超える東京弁護士会の中でも最大の会派であります。これまでも政策形成・人材輩出・研修・親睦等様々な局面で重要な役割を担ってきたところです。
ここ3年間は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による行動制限がほぼ恒常化しておりましたが、令和5年4月時点におきましては、ようやく自粛ムードからの転換の兆しがみられ、花見などの各種イベントを見ても賑やかさを取り戻しつつあるように思われます。勿論、油断は禁物ですが、派閥活動につきましても、一歩ずつ、コロナ前の活気ある運営に戻る段階に入ったことを実感しております。他方、ロシアによるウクライナ侵攻やアジアにおける緊張関係をはじめとする世界平和に対する危機的状況に触れるにつけ、我々弁護士が何をなしうるか、真摯に議論を重ねていかなければならないということを痛感させられます。
このような重要な転換期に執行部を仰せつかり、執行部一同、身の引き締まる思いです。我々は、これまでの東京法曹会の伝統を承継しつつ、時代の変化に即応した、活力のある会を目指してゆきたいと思います。取り組むべき課題は山積しておりますが、執行部一同、当会を更に発展させるべく、全力で取り組む所存でございます。会員の皆様におかれましては、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い致します。
敬白
令和5年度東京法曹会執行部
幹事長 鍛冶 良明
副幹事長 川畑 大輔
同(事務局長)菅沼 篤志
同 田中 博尊
同 中谷ゆかり
同 枝廣 恭子
同 秀島 晶博
同 塩津 博伸
同 藤木 友太
同 小林明日香
同 荒籾 航輔
同 星 太輔
同 早川 賢人
同 上原あかり
同 今井 陽祐