会員各位
令和4年4月吉日
謹啓
陽春の候、東京法曹会の先生方におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私どもは、去る令和4年3月18日開催の年度末総会におきまして、本年度の東京法曹会の幹事長及び副幹事長にご選任いただき、4月1日から新執行部としてスタート致しました。本年度は、東京弁護士会には吉田修会員を副会長に、日弁連には関理秀会員を常務理事に送り出すことになりました。これもひとえに会員の皆様方のご支援の賜物と存じます。厚く御礼申し上げます。
東京法曹会は、本年度創立90周年を迎える歴史と伝統ある会派であるとともに、会員数は800名を超える、東京弁護士会の中でも最大の会派であります。これまでも政策形成・人材輩出・研修・親睦等様々な局面で重要な役割を担ってきたところです。
ここ2年間は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による行動制限がほぼ恒常化し、政府による最初の緊急事態宣言の発出、東京都による外出自粛要請の発出がなされた令和2年4月当時には、程なく収束するであろうと楽観視する見方もございましたが、令和4年の4月現在、新型コロナウイルスは数回の変異を繰り返し、なお、自粛を含めた行動制限が不要とは言えない状況が続いております。その間、令和2年度・3年度の執行部は、予定した行事の延期・中止を決断せざるを得ないという事態を経験し、個々の会員の皆様におかれましても、楽しみにされていたであろう企画それ自体の中止や、企画はあっても参加を断念せざるを得ないような状況が続いてしまいました。これに加えて、本年2月には、ロシアによるウクライナ侵攻という、冷戦終結後最大の地球規模での国際政治の危機が現実のものとなっております。
このように、先の読めない日々が続いておりますが、これまでの東京法曹会の伝統を承継しつつ、時代の変化に即応した、活力のある会を目指してゆきたいと思います。取り組むべき課題は山積しておりますが、執行部一同、当会を更に発展させるべく、全力で取り組む所存でございます。確たる根拠があるわけではございませんが、そろそろリアルに集合できる会合が可能になると思います。本年11月1日に明治記念館にて開催を予定しております創立90周年記念式典では、多くの先生方の会場に集う姿を見ることができることを祈念しつつ、準備を開始しております。会員の皆様におかれましては、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い致します。
敬白
令和4年度東京法曹会執行部
幹事長 吉村 誠
副幹事長 遠藤 賢治
同 堀口 昌孝
同 高畠 希之
同 二宮麻里子
同 馬渕 泰至
同 田中純一郎
同(事務局長)山岸 泰洋
同 佐藤 顕子
同 鳥山 亜弓
同 竹村 嘉洋
同 塩津 博伸
同 大形 航
同 横田 博文
同 大西 晶子
同 石戸あかね