会員各位

令和2年4月吉日

謹啓

陽春の候、東京法曹会の先生方におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、私どもは、去る令和2年3月18日の年度末総会におきまして、本年度の東京法曹会の幹事長及び副幹事長にご選任いただき、4月1日から新執行部としてスタートいたしました。

昨年度は、東京弁護士会には池田和郎会員を副会長、吉田修会員を監事に、日弁連常務理事には山中尚邦会員を輩出いたしました。また、本年度は、東京弁護士会には吉村誠会員を副会長に、日弁連には吉岡剛会員を常務理事に送り出すこととなりました。これもひとえに会員の皆様方のご支援のたまものと存じます。厚く御礼申し上げます。

東京法曹会は、もうすぐ創立90周年を迎える歴史と伝統ある会派であるとともに、今や会員数は800名を超える東京弁護士会の中でも最大会派であります。これまでも政策形成・人材輩出・研修・親睦等様々な局面で重要な役割を担ってきたところです。

本年は、東京でオリンピック・パラリンピックが開催される予定でしたが、全世界で新型コロナウィルスが猛威を振るう中、延期となりました。この新型ウィルスの感染拡大防止のために、予定されていた行事が次々と延期または中止とされ、波乱含みの年度幕開けとなりました。このような年度初めとなることは、誰一人として予想していなかったと思われます。今後どのような事態になるのか予想もつきませんが、これまでの東京法曹会の伝統を継承しつつも、新しい時代に即した活力のある会を目指していきたいと思います。そのためにも、既存会員の結束の強化とともに、入会希望者を増やし、組織力の充実強化に努めてまいります。また、明るく楽しい会を心掛け、1人でも多くの会員が様々な会合に出席していただけるよう、ためになり、かつ、面白い企画を立案したいと考えております。取り組むべき課題は山積しておりますが、執行部一同、当会をさらに発展させるべく、全力で取り組む所存でございます。

会員の皆様におかれましては、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

謹白

令和2年度東京法曹会執行部
幹事長  市川  充
副幹事長縣  俊介岸本 史子菅沼 篤志
中谷 ゆかり同(事務局長)古屋 丈順石川 直紀
矢野 亜紀子福原 竜一大沼 宗範
森田 亮介山川 龍一郎阪井  大
畔山 亨村松 遼大野 真央
細沼 萌葉